20230131
柔らかい場所から動けなくてずっと布団にいる。
住んでいるマンションが外装工事をやっているらしく、マジで窓開けてすぐそこぐらいの場所で轟音が鳴っており、昼間何もできなかった。
とにかくストレス耐性がない。
なんでも長く触れていれば慣れるものだと思っていたけど、ただ耐えていれば大丈夫になるというわけでもないんだな。
むしろ、俺はストレスの多い環境で育ったというより、ストレス耐性がなさすぎるせいでメンタルを壊しているのかもしれない。
人間がちっちゃすぎる。
抽象的な「自分の世界」を大事にしすぎていて、現実の物質世界に目を向ける能力が低く、側から見て信じられないような行動を平気で取ることがある。らしい。
自分の世界に目を向けることで飯が食えるからといって、周囲を大事にできないクズでいることが許されるわけじゃない。
そういう人はいくらでもいるだろうか、俺はそういう自分を許したくない。
実際、同業者には似たような生き方をしている人がごまんといる。
俺以上に物質世界を捉えるのが下手くそな人が無限に見つかる。
全員クズだとは思わないが、この人がこの人の興味に夢中になっている中で、ないがしろにされている周囲の人の存在が頭にちらつく。
自分を許せないでいると人のことも許せなくなっていく。しんどい。
経験則上、ここで「真人間になりたい」とか「まっとうに生きたい」といった、漠然として規模の大きい考え事をするのはあまり良くない。
視点をミクロに、目先の状況に対して、今どう行動するか、今までの自分はどう行動していて、それをどう変えたいのか、という、目の前の具体的なことに集中してみる。
やっぱり、「人にどう思われているのか」を気にして、他人にアクションすることを極端に恐れている傾向がある。
そして、「じゃあどう変わりたいのか」の変わる先の、ビジョンが全くない。
「こうなりたくない」がたくさんあって、じゃあその全部を避けた先の何を目指すのかと考えると、途端に漠然としてしまう。
知識不足と経験不足だろうか。
「他人に対して{何か良いアクション}をして{何か良いこと}が起こる」
この空白に何がはまるのかをただ知らないような気がする。
「こうなりたい」と思えるようなロールモデル探しは有効かもな、と少し前から思ってはいたし、「この人のコミュニケーションはいいな、こうなれたらいいのにな」と感じる対象はいる。
ただ、そう感じる人が持っていて、自分に圧倒的に欠けているものの方が強く意識されて、参考にしてみようという段階まで行けない、という感覚がある。
すなわち自分に自信がない。そして「自信」とはなんなのかもわかっていない。
これも知識不足か経験不足なんだろうな。漠然としている。
「自分に自信がある人」の振る舞いをまず表面だけでも真似してみて、自分の体感の変化だとか、周囲との間に起こるやりとりの変化などを検証してみるとか…
こういったことをずっと考えていると全く仕事に手がつかない。
仕事に手がついていない自分のことが嫌になって落ち込む。外の環境からだけでなく内側からもストレスを感じてどんどん体調が悪くなる。
熱いのか寒いのかわからない。自律神経の異常かもしれない。背中が熱い。
心細い。自分という厄介な人間と戦ってくれるのは自分しかいない。
なので昨日からずっと布団にいる。いい加減起きようと思う。